ブラストとは、サーフェイステクノロジー(表面技術)です
サンドブラスト加工は長い歴史のある加工技術ですが、未知の部分が多く無限の可能性を秘めています。
例えば私たちが得意とする「均一面粗さ加工」は、「均一に磨く(研磨)」とは逆の「均一に荒らす」ことにより、従来にない効果や付加価値を製品に与えます。
また、従来のブラスト加工においても研磨材の多様化や装置の改良により今までにない加工結果が得られています。
ブラスト加工がきっとお客様の製品品質の向上とコスト削減に 寄与できると思います。私たちのサンドブラスト加工を是非一度お試しください。

ブラストでできること
バリ取り
Edge Shaving
手では取りきれない微細なバリも除去します。
精密機器・IT関連等、特にバリを嫌う製品に対して非常に有効です。

クリーニング
Cleaning
製品に着いた錆、塗装残り、クロカワといった表面の汚れを効率よく除去します。
メッキ・塗装の密着度を強化させる機能もある為、それらの全処理としても広く利用されます。

ピーニング
Peening
表面硬化による金属表面改質で、強度・耐久性を増します。

濡れ性
Wetting
ブラスト処理を使い表面の状態を変化させ、「濡れ性」が良い状態にします。

美装
Beautification
流麗なシボの輝きで製品の付加価値を高めます。また、傷消しにも効果的です。光の乱反射防止用として、光学系部品にも用いられます。

面粗さ管理
Stable Surface
鏡面に均一にみがく処理は一般的ですが、表面をミクロンオーダーで「均一に粗す」ことができます。
マサツ効果やトナー搬送といった分野はもとより、ものづくりにおける新しい可能性を提供します。

ブラストの種類
エアーブラスト
【エアーノズル式】
コンプレッサー等で作られた圧縮空気の力を利用して、投射材をノズルから噴射する方式です。
- ノズルより投射材を噴射することにより局部的なブラスト処理に適しています。
- 使用された投射材は、集塵機の吸引力によって循環使用されます。
ショットブラスト
【遠心投射式】
モーターの力でブレードと呼ばれる羽根車を高速で回転させ、その遠心力で投射材を投射する方式です。
- 大量の投射材を投射できるので、サイズの大きな製品や多量の製品の大面積のブラスト処理ができ、一度に多くの製品を処理できるため、効率が高いです。
- 使用された投射材は、バケットエレベーターにて循環使用されます。